- 過去を抱えて生きていく
「傷ついた過去の自分を癒やすには、復讐ではない。
その過去への思いを自分が大切にして、季節を変える」
あずま夜はスケートの事故から神経質や臆病になっていた
あの引きこもり姿も、ポップではあるがその一つだ
過去のあずまを押し殺して勝たないといけない
呪いなんてないと証明してやらないといけない
そうやって真面目にまともに生きる、練習する
そんなときに過去の自分とミクが顔を出す
過去は清算なんてされていない
清算が出来ないのなら、本当に呪うという誘惑に駆られる
あずま夜は初雪に似ている
失ったランは、過去のあずま(ナイトメア)
初雪は、どこかに復讐心を残すあずま
そんな初雪も、この復讐の先に春なんてないと気づいている
あずまも、本当は過去の自分に勝つ必要なんてないのだ
ただただ、その失ったそれに自分自らが向き合うことが必要なのだ
あずまを見る生者達は復讐など望んでいない
復讐は死者しか望まない、そしてその死者は口なしだ
初雪につくゴーストが恨みをだけ残していることがその証拠だ
有終の美のために、再び舞台に立とうとするあずま
その妨害をしていた翔子は、過去の自分の幻の延命のために
過去の自分を今の自分が汚す。
そんなものでは復活など出来ない
過去の自分を殺していては復活など出来ない。
過去の自分を大切に思いながら、今の自分がやりきらなくてはいけないんだ
やりきることで、過去の自分への呪いは、暖かな春の到来へと変えていく
- これアタシ(略)
引っ越しという区切りがあずまに復活の機会を与えた
えらすぎる
俺三回引っ越ししたけど、最後になんかした記憶ないよ
ほぼ周りに言わずに引っ越したし
あと、過去の自分を今の自分が拾い上げるって行程、結構重ねてしまう
小1やんちゃしてたけど、塾通わされて真面目クンになって、今若干自分のやんちゃさに正直になりたいな、って思っていたりする(スパンが長い)
最近人生が短い(比喩)と感じてきているのはそのせい
なんか世間の用意された正解ばっかりだってつまらないってやっと気づき始めた
その正解は自分の人生の補助的に使うもので、自分の軸には出来ないんだと思う
間違いましょう、まさにこのジャンルとか思想曲がりそうだけど(おい!)面白い感じするし
- おまけ
初雪と別れる前にあずまが
滅ぼすとしても「生かして欲しい、家族も、桜も、あとは…」みたいなシーンが
好きすぎる!!!!!!!!!!!!
幼児がスーパーで「アレ買って、コレ買って」というような感じで、
もう両手に抱えられないくらいワガママになって、
すっかり街に愛着を持っている、
幼いあずま夜を見ているみたいで
好きすぎる!!!!!!!!!!!!