2年後には運転席なし自動運転当たり前(大本営発表)

タイトルはアメリカの話です(ホンダ×GM

未来こわ〜

 

行く経緯書いてなかったな

  • ソフトウェアマンの需要急増中
  • モノづくりに興味あり → ま〜自動車か
  • 就職指導課「行こうぜ」

 

めんどいので個人的な感想まるまる

 

〜〜〜

 

とにかく未来を見せてくれた

ある程度想像でも良いから、挑戦しようって姿勢が見れた

 

特に映像のエンタメ空間の創造(Future Tour)や、自動運転による運転席排除の空間デザインは象徴的

 

  • 自動運転

駐車単位(ソニー セミコン)や高速道路(Session)というように限定すれば、半自動運転はすでに実装段階まで来ている

より進んだ自動運転で言うなら、日立アステモの「協調行動」自動運転。ただ対環境に安全を確保するのみではなく、動的な車に対して、狭い道でも互いの空間を確保するという文脈を読んで、端に寄せるなど、人間的行動の挑戦も進む

 

  • シェア:空間デザイン

そこに説得力をもたせるのが、動的空間のデザイン

人口減少で車は所有から共有に移り変わる、そのためには空間を自由に変えられるような形式に変わっていく

自動運転によって運転席は排除され、4つの座席は一方向ではなく、対面に向かれ、広々とした空間を作り出す

それだけではなく、中央にはタブレットつきテーブルでコンテンツを楽しめるし、不要な時には動的に締まってくれる(トヨタ T-FAS)

また、トヨタ紡織 MX221は、Saasでシェアすることを想定した空間づくりをしており、予約をすれば、座席の構成を取り外しも合わせて可能となる

 

  • 移動は趣味の世界へ:カスタマイズ性

一方トヨタのメインステージでは「ドライバーと共に育つ車」と発言しており、こちらは個人のカスタマイズ性を重視していそうだ

カスタマイズ性といえば、ソニー・ホンダのAFEELA

これはソフトウェアによるエンタメ性を全面に出しており、前席には全面ディスプレイ、後席にはタブレットの画面がついている

映画や音楽、ゲームなどを楽しめるようにするらしい

また実際に見て思ったのが、センサの多さ

空間に集中させるための快適な自動運転に使用するのかもしれない(推測)

 

  • 開発視点:黒船 振興勢

振興勢も興味深い

今回初出店のEVの黒船、BYD

日本の自動車(完成車)業界の強さや米中分断などを乗り越えてでも出展しにきた力強さが見える

デザインをシンプルに、EVのプラットフォーマーを果敢に狙う姿勢と見える。

海外のEV強者達が、スマホの時のように業界を喰らいつくすのは恐怖でしかない

あと気になったのは、移動価値からエンタメやインターフェース(使用者体験)に移り変わるというものだ

ますます現実空間から仮想空間に価値が置かれ、移動の趣味化が進むというのが興味深い

 

  • 開発視点:ソフトウェアのモジュール化

開発視点で言えば、SDVという単語

規格があまり決められておらず、

しかし、機能ごとの規格?を決めるモジュール化の概念が進んでいる(Bosch)

自動車にソフトウェアがどう貢献するかわからなかったが、モジュール化による細分化が進み、はっきりしてきたし、後は情報系と名乗ったら思いっきりゴマすられて気分良かった、足りてないんだな

 

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とにかく単純に「10年単位の未来」が見れていい刺激になった

今までのモーターショーと違って、モビリティショーなので、自動車オタクが「ブレーキがさぁ...」だけじゃなくて、好き放題主張しまくっている感じが、常識に囚われないで好き放題やろうぜ感があってよかった

 

トヨタのメインの展示とか、意味分からない映像をバックに8人くらいダンサー出てきて、車の説明とか一切なかったしな

やりすぎだろ、その目玉の2台の車はどういうところが強みなんだよ

 

車の価値が車体(ハードウェア)からソフトウェアに移るので

多分10年くらいしたら、海外の単純な車体でPlatformerになった奴が、「わかりやすい構造にしてるから、みんな来てくれー」ってつよつよIT企業のソフトウェア積んで、日本の完成車メーカーを蹂躙しにくると思います

トヨタでギリだと思う

 

できれば日本に勝って欲しいんだけど、だいぶ厳しい気がする

情報系(ソフトウェア)の人間は、多分自動車系が喉から手が出るほど欲しい存在っぽいので、トヨタ総動員法的に、どのみち自動車業界に集められる気がしないでもない