今日は図書館で作業...しようと思ったら空いてなかったので探し回った結果、市役所の休憩スペースに
ここ、人生を自分なりに前に進む人と人生をやり過ごす人で完璧に2分してて怖い
昨日言った現実アチーブになぞらえて、現実のアチーブメントを作成してみるなどしている
ゲームのアチーブメントをGPTに読ませて、継続性を誘う理由を効いてみたり、どういうカテゴリ作成が効くのか…など
ちょっとでも自分の刺激を増やせれば良いな
10月-12月分から報告出れば良いな、こうご期待
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はい、あとは負けヒロインの話
3巻を一気に吸引したので仕方ない
最後の展開が構造的に凄く面白い
小鞠って温水側だよな〜って思ってたら、それを利用したひっくり返しされた
ちょっとした叙述トリックみたいだ
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序盤は、部長に次部長を任された小鞠が張り切る形で進む
これは、負けヒロインが負けた後に続く「強さ」を描いたという意味で今までと似ているな、と思った(あえて悪くいうと普通)
それを「そのままでいい」と送り出すための奔走も似ていると思う、今巻の温水は文化祭の場面で結構な友人や求心力が出来始めてきた成長も輝いていた
人との用事が楽しくなってたり、会話は社会の潤滑油とか…
温水、俺を置いていくな
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体制が変わるのは4章から
文化祭の準備や次期自己紹介などで無理をする小鞠に、温水が「無理せずに」「重荷なら話し合おう(代わろうか)」と話しかける。それは”そのまま”の小鞠の否定に見えてしまう
先に明かしてしまうが、小鞠はみんなのことをどこか部外者だと思っている
好きだった部長に任されたということ以外にも、みんないずれどこかに行ってしまうんだろうと思ってる孤独感、それをなくすために「1人で」守らないとと思ってる
今まで読者が共感できる孤独役って温水だったと思っていた
でも、3巻に限ってはその役が途中で小鞠にすり替わるように見えた
主人公温水は主人公だから成長していく宿命にある
だから、読者がそこに共感できなくなっていくだろう、という構造上の問題が一般的にある
でも、今の温水は充分に友人(八奈見・焼塩・綾野・朝雲…)がいるし、文化祭でも求心力を見せたから、(読者として)遠くに行ったな〜と思ってた
そこに小鞠の孤独が飛来する
温水は「孤独でも良い」側だったが、小鞠は「孤独だと寂しい」でより痛く映る
これは孤独感という観点で見れば、過去の温水に対してどう救うか、という構図だとも言っていいと思う
答えは「文芸部のみんながいるよ」だ
小鞠は自分のことを孤独だって思ってる、みんなは文芸部”以外”があるけど自分にはない
1巻で温水が「みんな気まずくなって来なくなるかもしれない」と思ったようにだ
でも、みんな(負けヒロイン)が強くなれているのは、文芸部という拠り所があるからこそだ
そういうのがないとみんなは強くなれない、そういう部分で一緒だった
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温水は骨を拾ってくれる八奈見さんという拠り所が居たから、小鞠にデカいお節介焼けたんですけどね!
ほか
- 小鞠:3人の居場所を代償にした告白を過去の思い出にしたいから、その悔しさを気力に文化祭に書けるのマジでいいキャラしてる
- その点八奈見も温水も気力発揮よりも時間が過ぎるのを待つタイプ、まだ次へは行かない
- 温水と八奈見:温水の負けヒロインの"そのまま”力と、現実を達成するための”外に引く力"が合わさった負けヒロイン救済委員会だよな
- 姫宮から「杏菜から話を聞いた通り、いい人だね」ねぇ…
- 小鞠に好きな男子でも出来たのか →(温水と小鞠がお似合いだと思って)先を越されるよ → 別に競争してる訳じゃないし(小鞠は恋愛対象でない)って八奈見に示すんすね…
- 私に彼氏できたらさびしいのか〜 ← な〜に♡みたいなもん
- 八奈見さんの会話講座、恋愛講座より100倍聞きたい(自分のこと話すだけも相手を聞くだけも会話じゃないなど)
- 温水:「あれが大人の女性の身体というやつか。やっぱ佳樹とは違うな」← マジで何?
俺たちは仮初めの繫がりを、繰り返しつかんでは手放して生きていく。
それは寂しいけど悲しいばかりじゃない、そんな気がする
これアニメ版冒頭のアンサーか…
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https://x.com/makeine_anime/status/1833098031949889772
話題性のためだけに八奈見の牛丼の好みがチーズにされてる!って言おうとしたけど、元は女性向けだしガッツリ行くだろと考えるとネギやポン酢の選択がないので...
黙っておいた、悔しい合理性だ
でも俺、ネギは体にいいんだよ、とか適当いいながらネギたま牛丼(中盛:ご飯は大敵のため)を食ってる八奈見さんがいいよ〜