作文コンテスト、送ったんですけどなんか途中から「そりゃ俺読まれないわ」って納得しちゃった、屈服
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本屋に貼ってある新刊一覧みたいなのあるじゃないですか、あれ見るとちょっとショックなんですよね
無限に開かれてると思っていたそれが、有限で表現可能だって教えられてしまった気がして
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八奈見を初めとした負けヒロインは勝つまでの準備期間だと思っているから心配してないけど、温水は負けヒロインを送り出すための負けヒロインだと思っているので、誰かがその役をやっていないといけない気がする
昨日、こういったんですけど
いるじゃないですか、温水が勝ったら強制的に新たに負けヒロインに転じる人物が
温水佳樹ですよ!
こいつが温水(兄)みたいに、恋愛感情は全くこちらに向けてこない異性の負けヒロインたちに対して、止まり木を提供したり、そっともう一歩を後押しする役割になるんだ!
…絵面嫌だな
完。
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きみの色
1:大まかな感想
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自分の色の見つけ方
結構抽象度が高い気がする、最後のライブ後に唐突に踊りだす描写とか
でも、ライブでみんなに「着色」した後に、いつもの何気なく歩いていた光景が静かに色づいて見えたって描写凄く良かった(俺はアレで〆でもいいと思った)
もしかして、自分の色を見つけるには、まず周りの世界が色づいて(希望が)見えないといけないのかもしれない
- 虹?
でも結末はきみの見つめる虹色なんだよな、ここはちょっと不可解だったかも
ヒトとヒトが発色しあった方が美しく見えるって描写ならまぁわかるけど、それやるならずっと主軸だったバンド演奏を「虹」にしてほしかった(やんわり)
2:細かい感想
- 色の意味
色とはそのヒトの持つ本性である
それを工程を踏まずに獲得するのがトツ子だった
表層の「失礼のない態度」と内側の「個」とのバランスを 無意識にコントロールして、目配せしないと いけない項目をものすごい集中力で やりくりしているのだと思います。https://kiminoiro.jp/
そうそう、そういう内側が「色」なんだと思った
- 変化と需要
- 「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください」
トツ子はこれを閉鎖的に捉えることしか出来ていなかった - 「変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください」
でも実際は変化も赦してくれる、
- 「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください」
- 色を明かす
- 他人を介さなければ自分の色は見えない(発色しない?)
- トツ子は他人の色を「明かす」ことができるヒト(3曲目の観客の湧き方)
- トツ子は先生すらも色を明かさせた(ライブや一部擁護)
- トツ子は他人の色を「明かす」ことができるヒト(3曲目の観客の湧き方)
- 他人を介さなければ自分の色は見えない(発色しない?)
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- きみの色がトツ子を最初に着色した、トツ子が惹かれたのはきみの「原色」
- そうしてきれいに感じた色は、私をどこかに連れて行ってくれる
- もっと遡ると、掘られていた(あるバンド名)に祈っていたが、それは先生の色だった
- きみの色がトツ子を最初に着色した、トツ子が惹かれたのはきみの「原色」
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- また他人を介せば、色を明かすことだけでなく、混色による輝きすら見える
- きみはルイによって虹色にも輝く
- 最後のSee you、アレを聞いたことによって観客の色も明かしてくれってこと?
- また他人を介せば、色を明かすことだけでなく、混色による輝きすら見える
3:余計なこと
- 欠点・疑問点
あの虹色が書きたいことだとしたら、男入れたのかなり納得
だけどなぁ…ならメインテーマである3人のバンドで虹色を着色すべきじゃなかった?
いや、メインテーマがバンドだというのが勘違いなのか?
男が恋愛起動装置っぽかったなぁ、2人じゃあなぁ…女女だけじゃあなぁ…(もうやった)で入れてたりしない?
好意的に捉えるなら、むしろトツ子が色を知るには直接の恋愛でなくてもいいという強調か?色づく世界を観測するだけ(解釈するだけで当事者でなくて良い?)で自分の色を明かすことが出来る?
- SNS
なんかみんなの反応見る感じ、俺よりも刺さりが深い人が多そう?
自分の軸(色)を掴むみたいなテーマについては日々考えてたりする
例えば、俺の場合はスタァライトだったんですが、自分の人生をひっくり返してくれる作品になり得るポテンシャル、そういうのがあると思う