
1999-6章
変わりゆく世界と友人の前で選択をする時の、カカニアの信念が現れているようなシーンが好きだ
イゾルデからストームの話を聞いた時に、その「ストーム」という”試練”、もとい理不尽で不条理な創造主への怒りの演説
これは、カカニアが今まで愛していた、詞歌や芸術、文化を踏みにじられる、それへの怒りだ
確かにカカニアは、名乗りで官僚をはじめとしたクソみたいな場所への怒りを露わにしていた
しかし、それはその対象を潰したいという(イゾルデが勘違いした)ことではなく、神秘学者が新しい”人”になることだ
神秘学者と人とを区分し、選別し、潰す行為ではない
彼女が愛しているのは、”人”文的で自由な全てであり、こんな状況でもそこに存在するオペラである
明日世界が終わるとしても彼女の中で、そこに揺らぎはない
あえて一部分しか語っていない、他の部分は直感的にピンと来ていないので、ピンと来ていないままにしている、まぁええかというネガティブケイパビリティ姿勢(覚えたての言葉を使いたい人)