ルックバック
いい感じに初見感想(とTwitterのゴタゴタ)を忘れたので視聴、土日逃すと一生見ないからな...
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話の軸について語るよりも先に、まず漫画が上手すぎるだろ(原作以来2回目)
自分自身に背中を見せるために、背中にサインを描く
部屋を介した4コマで、過去と未来を自然に見せる
成長を書ききったのに1時間ない
など…
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この映画のテーマって「背中を見せる」なんですけど、それがひたすらに上手い
最初藤野は「簡単に5分で描いた」なんて軽口で言っていたところを、京本の漫画(背中)を見て、コイツ…って思わされて軽いことが言えないほどになった
一方の卒業した時に会いに行った京本も「ファンです」って、藤野の漫画(背中)を見て、藤野がやめた後も漫画を載せ続けた
というか京本って、後から学級便りに漫画を乗せていたんだから、藤野の漫画を見て背景始めたって見方も出来るな
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こうやって互いが互いの背中を見て、メキメキ育ってくんですけど、京本が美大に行って追う背中でなくなったり、通り魔の被害にあって完全に喪失したり…って展開がある
この遠距離化や喪失って、残酷にも「全く同じ背中は追えない」ということに思える
初めの藤野は、憧れの漫画家みたいに京本を追っていたけど、絵の上手さと話の上手さで藤野とは味が異なる
いつまでも京本の背中を追うことは出来ない、藤野が目指したいのは漫画の上手さであって、背景の上手さではない
これは、残酷だとも希望だとも捉えられると思う
目指したいと思った師の背中は価値観の分岐点や決定的な喪失である死が訪れる、という残酷さ
そして、もう一方は誰の背中とも異なるものを作れるという希望
そういう誰の背中でもないものを見ないといけなくなった時、何を見るかって言ったら…過去の自分なんだと思う

マジで漫画上手すぎ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- ほか雑
雨の中スキップさせるの珍しい、これから苦労するぞ〜っていうタツキの怨念?
京本が藤野に反発してでも美大に行きたかったの、藤野が「普通」に反発してでも漫画をやりたかったように、漫画を2人でやる「普通」に反発できるくらい立派になったってことなのかも
互いの背中を見て挑みいつしか自分が背中側になるってことは、後輩の存在が仄めかされても良い気がしたけど、これは俺らか
もし京本が不登校じゃなかったら、藤野の「5分で描いた」を真に受けて挫折してそう
背中というのはある程度、神聖化と抽象化をしていないと自分が目指したいって重ねられないのかも(完全に憧れになってしまうと目指せない、など…)
だから藤本タツキはこの漫画を自分自身の背中として描いたのかも